top of page
5_720.jpg
きく2.png

武光の死

Takemitsu's death

武光之死

武光の死(武光53歳、親王43歳)
征西府が九州制覇を果たすと、室町幕府も征西府打倒に本腰を入れ、幕府の懐刀と呼ばれる大物を派遣します。
在地の武将も巻き込み、壮大な大宰府包囲網が築かれ、ついに大宰府は陥落してしまうのですが、武光はこの前後に謎の死を遂げています。
武光は敵にとっても味方にとっても存在が大きすぎたため、
混乱を避けるためにその死は徹底的に隠され、病死、暗殺、戦死、様々な説が飛び交っています。
そしてその死は、誰よりも懐良親王にとって、あまりにも大きな衝撃となりました。
立場としては親王こそが征西府の中心ですが、政治的にも軍事的にも、現実の指導者は他ならぬ武光であり、
親王は最も信頼する導き手と20年連れ添った親友を同時に亡くし、征西府の全ての重みを自分一人の肩で背負うことになったのです。
やがて、九州は北朝に平定されてしまい2人の夢が果たされることはありませんでした。
しかし、武光と親王の物語は時代を超えて、今も人びとに語り継がれています。

 


Kikuchi Takemitsu and the prince Kaneyoshi  had been winning battle after battle.
However, the Muromachi Shogunate dispatched a huge army to Kyushu to defeat Takemitsu and the prince.
At that moment, Takemitsu suddenly died.
No one knows the cause of Takemitsu's death.
The Prince  was deeply saddened by Takemitsu's death and suffered a great shock.
Eventually, Kyushu was conquered by the Muromachi Shogunate.
The dreams of Takemitsu and the Prince come to an end.
However, the story of the two men has transcended the ages and is still loved by people today.

菊池泷光和太子金吉一直在打一场又一场的胜仗。
然而,室町幕府为了打败泷光和王子,派出大军前往九州。
这时,武光突然死亡。
没有人知道泷光的死因。
太子对泷光的死深感悲痛,受到了极大的打击。
最终,九州被室町幕府征服。
隆光和太子的梦想也就告一段落。
然而,两人的故事却超越了时代,至今仍被人们所喜爱。

家紋_城.png
bottom of page